ふたつの家族が一つ屋根の下で一緒に暮らす安心感。 仕事や遊びに忙しいときも、協力しながら子育てや家事ができて、 自分たちらしい暮らしも、もちろん楽しめる。 いま、そんなメリットから、多くの人が二世帯での暮らしを選択しています。 違う家族だから価値観やライフスタイルが異なるのは当たり前。 だからこそ、ふたつの家族がつながる距離をしっかりと設計することが、 幸せな二世帯住宅を創る大切なポイントになります。
プライバシーを大切にした住まい
玄関を分離
お風呂を分離
キッチンを分離
お互いの生活スタイルやプライバシーを尊重しながら、気軽に交流も。なにかあれば助け合える、近居の安心感も備えた独立型の住まいです。玄関はじめ、 水廻りなどすべての暮らしを別々にしました。息子夫婦との同居にもおすすめです。
親世帯エリア
子世帯エリア
寝室の一角に書斎コーナーを併設。 読書や写真など、自由気ままに趣味の世界を楽しめます。
広いリビングでは、子世帯と一緒に食事をしたりくつろいだりも。ウッドデッキから外に出ることができ、開放的で交流しやすい空間です。
玄関から直接和室に入ることができるため、リビングにいる家族に気がねなく、気軽に 友人を招くことができます。
親世帯と完全に分離した玄関なので、夜遅くに帰宅しても両親を起こすことがありません。
子どもが小さい頃は共用ルーム。大きくなったら各々の居室に。家族のライフスタイルの変化に合わせてフレキシブルに間取りの変更ができます。
親世帯が子育てに協力しやすいプラン
玄関を共有
お風呂を共有
キッチンを分離
それぞれの世帯の独立性を保ちながら、親が孫と過ごせるゾーンを設けることで、親世帯が子育てや家事に協力しやすくなります。玄関やお風呂は共有しつつ、食事の好みは違うのでキッチンだけは別々に。共働き夫婦におすすめです。
親世帯エリア
子世帯エリア
共有エリア
三世帯がゆっくり、のびのび過ごせる交流ゾーン。建具を使用すれば、来客時や各々のプライバシーを守りたい時に、 さっと間仕切って空間を分けられます。
共用の玄関は広くゆったりと。 共用の浴室は、親世帯と孫とのたのしいふれあいの場になります。
階段付近にはスタディコーナーを設置。 子世帯からも目が行き届き、親世帯が2階を気軽に訪れ、一緒に遊んだり勉強 を教えたりできます。
積極的に楽しむ三世代のふれあい
玄関を共有
お風呂を共有
キッチンを共有
一緒に料理を作ってみんなで食事をしたり、孫とお風呂に入ったりと、生活のほとんどすべてを一緒に過ごす住まいです。大家族ならではのにぎやかさやふれあいをたっぷりと感じられます。娘夫婦との同居におすすめです。
親世帯エリア
子世帯エリア
共有エリア
三世代が一緒に料理も食事も楽しみ、団らんもできる広々としたLDK。吹き抜けが2階の子世帯ホールとのつながりを生み出しています。
将来の介護に備えて、広い面積を確保した寝室。トイレや浴室にもアクセスしやすい動線です。
子世帯専用の洗面があれば、出かける前や来客時にさっと身支度できて便利です。
読書やパソコンなど、パパが自分の趣味を満喫できるコーナーを寝室に設置。
2階のホールは子世帯専用のプライベート 空間に。限られたスペースでも吹き抜けが開放的な雰囲気を生み出し、ゆっくりとく つろぐことができます。
ふたつの家族が楽しく暮らすための上手な住まいづくりのコツをご紹介
住んでみると頻繁に顔を合わせて気まずくなるといった事態は避けたいもの。プランニング段階で、親世帯と子世帯の生活空間と共用ゾーンをしっかり分けて計画することが大切です。
深夜の帰宅でも玄関から直接2階へアクセスできる。親世帯のリビングを通らずに共用のお風呂に行けるなど、両世帯の動線が重ならないように配慮することがポイントです。
早寝早起きの親世帯と夜更かし得意な子世帯では、生活時間が異なります。1階と2階の寝室を同位置にすれば、物音で目が覚めることもなく、気軽に団らんすることもできます。
生活の時間帯が異なるため、トイレの音をはじめ、リビングや寝室の物音が階下に響きがち。住んでからの満足度を高めるためにも、しっかり防音対策を。
親世帯から直接行きやすい場所に孫の部屋をつくれば、一緒に遊んだり宿題を見たりするのに子世帯のリビングを通らず、お互いに気がねせずにふれあいを楽しめます。
玄関を共用にするなら、その近くに交流のためのオープンリビングを設けてみては。親世帯と子世帯が日常的にふれあう場が生まれ、一階リビングの緩衝ゾーンとしての機能も果たします。
大家族のあたたかさを一番感じるのが、三世代での食事や団らん。大勢がゆったりと過ごせる居心地のいいリビングがあれば、家族が自然と集まり、会話も弾みます。
働くママには、親世帯の協力が得られれば家事がとってもラクに。広くて動きやすい家事コーナーがあれば、洗濯物の室内干しやアイロンがけなども手伝ってもらいやすくなります。
親世帯と子世帯が多くの生活空間を共有する住まいでは、ひとりの時間を過ごせる場が重要に。特に妻の両親と同居するパパの場合、専用書斎があれば喜ばれます。
玄関から直接和室に入れたり、テラスから直接リビングを訪れたりできれば、夫婦それぞれの来客を気軽に招くことができます。リビングに集まる家族も気にしないで済みます。
親世帯と子世帯ゾーンには、それぞれ専用のトイレを設置。お風呂は共用としながらも、子世帯トイレに洗面室を併設すれば、朝の身支度や来客時にも便利です。
別々に暮らす場合より、二世帯で暮らせば光熱費がぐんとお得に。世帯ごとにメーターを設置すれば、それぞれの使用量が明確になり費用を分担しやすくなります。
親世帯ゾーンには、開閉動作にムダが少なく、身体への負担の少ない引き戸の採用がおすすめ。将来車椅子の生活になったときも、ラクに行き来することができます。
ホームエレベーターがあれば、将来車椅子での移動はもちろん、現在の生活もしっかりサポート。買い物の荷物や洗濯物などがラクになります。
親世帯の寝室は将来の介護ケースを想定して、余裕のある広めのスペースを確保。介護改修も見込んで、寝室からトイレまでの動線は短くしておきましょう。
子どもの独立で空いた部屋を夫婦それぞれの趣味のスペースにするなど、ライフスタイルの変化に柔軟に対応できるフリーウォールが便利です。
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