ナイスホームの家づくりの一つ、テクノストラクチャー工法は強い梁「テクノビーム」を使い、1棟1棟構造計算をして建てる家。耐震性が高く、省エネ性に優れ、長期優良住宅仕様。その性能のベースになる、7つの特長をご紹介します。
木+鉄でできた強い梁「テクノビーム」。
部材自体の強度にこだわり、家を強くします。
昔から日本人になじみのある「木」。木は環境に配慮された素材でいて、丈夫で長持ち。その建築材料としての実力は、法隆寺などの歴史的建築物を見ればおわかりいただけると思います。
しかし、木には生育してきた縦向きの力には強く、横向きの力には弱いといった特性も。つまり、柱のように木を縦向きに使う場合は十分な強度が期待できるものの、梁のように横向きに使う場合は、強度が不足しがちになるといった弱点があるのです。
テクノストラクチャー工法では、木の弱点を鉄の強さで補強したオリジナル部材「テクノビーム」を使用。
通常の木の梁と比べると「たわみ」が少ないので、長い年月が経過した後も、梁の「たわみ」からくる骨組み全体のゆがみがおさえられます。さらに地震などの一時的にかかる大きな力に強いのも安心のポイントです。
同じ長さの木製梁とテクノビームに約2.2トンの荷重を加えた実験では図のように、たわみ量が経年変化します。新築時から30年後のテクノビームのたわみ量は木製梁の1/4以下と、高い耐久性を示しました。
※木質構造設計基準[解説](日本建築学会発行)「クリープ変形係数」を用いたクリープ変形量の推定による。
※積雪荷重によるクリープ変形は考慮していません。
建物を強くするには、部材そのものだけでなく、部材どうしのつなぎ合わせ方、つまり接合も重要です。一般的な木造住宅では、木材を切り欠いて部材と部材を接合しますが、接合部の木材は部分的に細くなってしまい、その箇所が地震等で割れて建物の倒壊を招く例が見られます。また、施工者の技術差によって品質に差が出る可能性も考えられます。テクノストラクチャーでは木材の切り欠きをできるだけ減らし、木の力を引き出す金具接合仕様を採用。施工者による強度のバラツキをなくし、接合部での安定した高強度を実現しています。
地震や風により建物が揺れると、建物上部の揺れに引っ張られて、柱が引き抜かれるような力がかかります。そのような場合に備え、テクノストラクチャーでは、柱の引き抜き強度を飛躍的に高めています。
テクノストラクチャーの構造計算は法律で定められている水準を大きく上回る緻密さです。
家の強さを科学的に確認する「構造計算」を1棟1棟実施。388項目にも及ぶ緻密なチェックを経て、テクノストラクチャーの家は建設されます。また、構造計算の結果についてはメーカー(パナソニック)の保証書も発行されます。
構造計算とは、地震・台風・豪雪など家にどのような力が加わるかを計算し、その力に住まいが耐えられるかどうかを検証するもの。いわば「住まいの災害シミュレーション」のようなものです。
安心できる強い家を建てるためには大切な「構造計算」ですが、一般的にはあまり知られておらず、「家を建てることを考えはじめてから構造計算という言葉を知った」という方も多いかもしれません。
実はこの「構造計算」、建築基準法では一般的な2階建て木造住宅には義務付けられていません。
一般的な2階建て木造住宅は大半がもっと簡易な「壁量計算」という方法で建物の強度を確認して建設されているというのが実態です。
法律では義務付けられていない「構造計算」ですが、テクノストラクチャーの家では、1棟1棟の間取りに対して必ず「構造計算」を行っています。
これは、間取りや条件が1棟1棟違う住宅の確かな安心のためには、建物の強さを科学的に確認する必要性があると考えてのこと。
強度が高い部材を使うだけではなく、その部材の組み立て方も重要。
だからこそ、テクノストラクチャーでは大工さんや建築士の勘に頼るのではなく、強さを科学的に確認する「緻密な構造計算」を行っています。
ひとくちに「構造計算」と言っても内容は様々です。一般的に行われている構造計算が200項目程度なのに対しテクノストラクチャーの構造計算は388項目をチェックします。
「地震」「台風」「豪雪」「重い家具」など家にどのような力が加わるかを計算し、その力に住まいが耐えられるかどうかを検証します。いわば「住まいの災害シミュレーション」のようなものです。
このように厳しい自社基準を設定し安全性を追求しています。
1棟ごとに行った構造計算の結果は、「構造計算書」と「構造計算保証書」としてパナソニックが発行しています。これは、構造計算結果と構造計算方法についてパナソニックが保証することを表す書類です。
構造計算とは、地震・台風・豪雪など家にどのような力が加わるかを計算し、その力に住まいが耐えられるかどうかを検証するもの。
いわば「住まいの災害シミュレーション」のようなものです。
「いい住まいを建てて、長く大切に住む」という考えをベースにしたテクノストラクチャーの家。耐久性・断熱性・省エネ性など快適に安心して暮らせる長期優良住宅の仕様をお勧めします。
省エネ性を高めるために、重要な断熱性能。建てた後に変更しづらい部分だからこそ、快適さとエコを考えてご提案します。また、ナイスホームがオススメする先進機器を活用することで、消費エネルギーを減らして光熱費の削減も目指します。
日本には四季があり、1年を通して気温や気候変化の大きい風土です。そのため、日本の家は季節によって変わる環境に対応する必要があります。
季節によって変わる気温や気候に対応するために重要なのが断熱性。外気の暑さ寒さをシャットアウトすることで、外気の影響を減らし、夏は涼しく冬は暖かい家を実現します。
省エネというと、省エネ家電や電気を作る太陽光発電がイメージしやすいですが、家の省エネを考える時、家そのものの断熱性能や間取りの工夫も大きなカギを握ります。
エアコンや家電を省エネタイプのものにするなどの「設備の工夫」に加え、断熱性能を高めて、通風・採光を考えた間取りにするなどの「住まいの工夫」をすることで、より省エネ性の高い住まいを作ることができます。
断熱性が高いと、外気の暑さ寒さをシャットアウトすることができるので、効率よく快適な環境が得られます。逆に断熱性が低い家は外から熱気や冷気が侵入しやすく省エネがしづらいだけでなく、快適性も低くなるのですが、実は問題はそれにはとどまりません。
もう1つのキーワードは「健康」です。
最近では「住まいの断熱性が健康に及ぼす影響」の研究結果が発表されたり、冬場の室内温度差によって起こる「ヒートショック」についての問題が指摘されたりしています。健康に暮らしていくためにも、住まいの断熱性能を高めることは重要と言えそうです。
断熱性能を高めるにはいろいろな方法がありますが、建ててからでは変更しづらいという点は構造と同じです。地震や災害への強さにこだわり構造にこだわるのと同様に、どのような断熱仕様にするのかは、建てる前に検討が必要です。
テクノストラクチャーでは、地域によって大きく異なる気候に対応できるよう、地域ごとに断熱仕様を設定するなど、希望にあわせて最適な断熱仕様が選択できるように提案しています。
「テクノあったかパネル」はZEHなど省エネルギーな住宅への対応が可能な断熱パネルです。髪の毛の太さ(100ミクロン未満)ほどの微細な気泡構造に断熱性の高い発泡ガスを注入しており、小さい気泡が熱の移動を阻むことにより、高い断熱性能を実現しています。また、断熱材と枠材を一体化し、1邸ごとに必要なサイズに工場で加工した状態で現場に納品することで、作業者による施工品質のばらつきをなくし、計算した通りの断熱性能を現場で実現できます。
テクノストラクチャーの家は、大きな吹き抜け、柱なしの大空間、スキップフロアなど、部材の強さを生かした大胆な空間設計が可能です。設計自由度の高さを生かしてあなたの希望を実現します。
家族の要望を組み込める注文住宅。
強い構造をベースに、豊富な建材、機能的な設備機器の総合力で家族の願いが叶う注文住宅をご提案します。
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